
2006/12/2712月28日の新日鉄(5401)の出来高は4億1664万株で、東証1部の全出来高に占める割合は23.5%。
そのときの日中足を掲載。ワンショット6000単位、30億円単位で買われており、異常な状況だった。
特に、666円あたりで過熱した。
これは、666×5倍=3330円を意識しており、今年の安値370円×9倍=3330円と一致する。
ここで、9倍というのは、1719年~1720年の1年で9倍上がった、南海会社バブルを意識した動きに他ならない。
南海会社バブルとは、歴史上、チューリップ熱の次に位置する2大バブルのひとつであり、万有引力の物理学者、アイザックニュートンも、この株の加速運動に魅せられ、大損した。
人類は、馬鹿を何回も繰り返しているのだ。
29日大納会も、新日鉄集中買いが続き、下ヒゲ陰線をつけた。
長大上ヒゲ陰線後に大陽線が続くバブルパターンが続いてきたが、高値圏での下ヒゲ陰線のパターンとして、次のパターンは過去にない変化が求められる。
イメージするなら、年初707円を寄付高値とする、包み下げ。
新日鉄の出来高4億株乗せは1987年10月以来、19年2ヶ月ぶりである。
そして、ブラックマンデーも、1987年10月に起きたのだ。kingsarmonj
天地創造”7”日間といわれるように、”7”という数字は、聖書に最も多く登場する数字である。
ギャンは、年運で末尾”7”の年は不吉な年といっている。
このほかに、ギャンのマスターナンバー、マヤのマジックナンバーとして、9が使われる。
サイクル的に、強力な、ギャン9×9=81年近辺を、12支から求める。
12支×”7”=84年という数字が導かれる。
”12”も、自然界の数字で、これを掛け合わせた数字が、84年。
そして、2007年から84年前の出来事を調べると、
1923年イノシシ年 9月1日 - 関東大震災。
すなわち、
関東大震災1923年(猪)9月+12支×天地創造”7”日間=2007年(猪)秋
地震といえば、昨日12月26日午後8時26分頃(現地時間)台湾南部でマグニチュード(M)7.1の地震が発生した。
この影響で、ロイターの情報配信サービスに障害が発生し、インターネット証券取引サイトでは、中国株に限らず、国内取引の情報配信にまで不具合が発生している。
グローバリズムの影響で、危機分散に弊害が生じ、一国の問題が、全世界に波及しやすい状況と言えるのではないだろうか。kingsarmonj
2007年は、アメリカ大統領選の前年で、過去60年60勝とのことだが、人工的な動きが勝つか、自然の法則、すなわち、ラリーウイリアムズの10年パターン、ギャンの年運=不吉な”7”、1907年の100周年、1987年の20周年、1997年の10周年、グローバルバブル25周年が勝つかの戦いだ。2006/12/24
人類と大自然の戦いといっていい。
過去、人類は、時には防波提により、洪水、自然災害を克服してきた。
しかし、遥かに大きな見えざる手の動きを誰も止めることはできない。
誰1人として。
大自然は常に、人類との戦いに勝ってきた。
1988年 ジョージ・H・W・ブッシュ(共和党) の前年1987年に起きたのはブラックマンデーである。
1908年 ウィリアム・H・タフト(共和党)の前年1907年に起きたのは、NY大暴落である。
西暦末尾”7”の年は、不吉という意味では、150年全勝である。kingsarmonj
ホットマネーは、津波のごとく短期で押し寄せ(急騰)、危機を察知するとさっと引いていく。2006/12/22
これが、景気に中長期的なダメージを与えることがわかっており、中国では、これを禁止している。
日本でも、ここ5年~10年、年末・年始ホットマネーが登場する。
私はこれを、「年末年始のみ買い上がり隊」と呼んでいる。
1980年代多くの国がIMFとアメリカに屈し、自由な資本移動を認めてしまった。
1994年、FRBの金融引き締めによってメキシコではホットマネーの大量流出が起きた。
これにより先進国入り目前までいったメキシコは、経済危機に陥った。
勃興著しいアジア諸国にも、しばらくの間、資本は順調に流入してきたが、景気判断が変わったとたん、逃げるように流出がはじまった。
1997年、投機家たちが、タイバーツをいっせいに売りに出し、7月初旬から通貨価値は真逆さまに下落した。
韓国は国外銀行から融資の返済を迫られた。
インドネシアは投機家と国外銀行の両面から攻められた。
各国中央銀行は、手持ち資金が尽きると、IMFにかけこんだが、援助を受けるには、政府支出の削減、増税、金利引き上げなど、多くの条件を満たさなければならなかった。
アメリカにはほとんど影響はなかったが、アジアでは目を覆いたくなる状況が続いた。
1997年日本政府は景気回復の兆しが見えたとして、消費税アップに踏み切り、結果、景気の減速を招き、その後、数年にわたって停滞を余儀なくされた。
2007年、同じようなことが起きなければよいがと心配している。
それは、米国についても同様である。
長期金利が上がり、住宅バブルがはじけるというリスクが存在している。
FRBが短期金利を引き上げても、長期金利が上昇しないという奇跡が続いたからこそ、続けることができた。
しかし、その奇跡も、持続不可能であることが問題である。
懸念は、時間を追うごとに、より公然と表明されるようになってきている。
2007年、2010年、2012年。kingsarmonj
2006/12/20
日本の景気一致指数のサイクルを分析、予想してみた。
まず、今回の景気は、2002年2月の景気一致指数54.5で始まったと見る。
ここから丸5年が、2007年1月である。
景気一致指数100は天井であり、これは2002年5月。
ここから18ヶ月後2003年10月。
この18ヶ月前後は、天井と天井、底と底のサイクルであり、長くても21ヶ月。
すなわち2005年6月一致指数100天井は、2003年10月天井から21ヶ月目。
底についても同じことが言える。
2001年12月一致指数0
2003年4月18.2
2004年10月9.1
2006年3月9.1
これは、17ヶ月か19ヶ月あるいは18ヶ月間隔。
よって、2006年3月から18ヶ月後を見ると、2007年8月が底。
最長で、21ヶ月みると、2007年11月が底。
天井は、2005年6月一致指数100天井から、18ヶ月前後。
最長の21ヶ月をあてはめると、2007年2月。
すなわち、今回の景気のはじまりの、丸5年応答月。kingsarmonj
2006/12/19賃金と生産性の推移グラフを作成してみた。
2006年は、労働生産性指数が回復傾向で、現金給与総額(実質)がマイナス傾向に見える。
大多数の人にとって、実質所得が減少すれば、たとえ実質GDPの成長率が高くても、経済は不景気と感じられる。
また、このような傾向が続くと、大多数の個人消費は回復しにくい可能性がある。
(注)
労働生産性指数:一般的に、景気拡大局面には、労働生産性が上昇する確率が高いといわれている。
現金給与総額(実質):消費者物価が上昇すると賃金は実質的に低下する。kingsarmonj
1857年、年の終わりに株価が底打ち。2006/12/17
1867年、秋に株価が底打ち。
1877年に入ったころから株価は再び下げて同年半ばに底打ち。
1887年、秋に底打ち。
1897年も同じ状況。
1907年、12月ごろに底打ち。
1917年、ほとんど1907年と同じ急落で、年末ごろに下げ止まる。
1927年、秋に、しばらくの間停滞相場があった。
1937年、極端に株価が下げて、 1938年3月に底打ち。
1947年も同じ状況。
1957年、年前半に上昇したあと、株価は下落に転じて10月に底打ち。
1967年、年前半に上昇したあと、秋に急落し翌1968年2月に底打ち。
1977年、年末に底打ち。
1987年も同じ状況。
1997年も同じ状況。kingsarmonj
ギャンによると、10年サイクルには、年運があり、西暦の末尾”7”の年について、こう述べている。2006/12/16
「7という数字は弱気であり、いったん底をつけることが多い」
以下、例を挙げよう。
<過去の事象>
1907年のNY市場大暴落、東京株式市場の大暴落
ジェシー・リバモアが、J・P・モルガンより空売りの買戻しを懇請される。
日本では、日露戦争後の戦後恐慌始まり景気沈滞。
その前年1906年は株式の暴騰が続き、日本中が、日露戦争後のバブル景気に浮れていた。
しかし1906年末、現実世界は、すでに不況に突入していた。
それにもかかわらず、狂乱の株価上昇は続いた。
1907年、1月8日、野村徳七の「相場は、狂せり」の警告。
しかし、株価はこれを無視して上昇した。
1月18日、あかぢ貯蓄銀行の新東株大量売り。
1月21日、株式全面安。
1907年、大阪株式取引所株は、年初の775円から年末92円へ暴落。
年間暴落率は、-88%。
ブラックマンデー
1987年10月19日月曜日、NY過去最大規模の暴落。NYダウ前日比-508ドル(下落率22.6%)は、世界恐慌の引き金となった1929年の暗黒の木曜日(ブラック・サーズデー)(下落率-12.8%)を上回る。
翌日の日経平均株価は3836円安(-14.90%)の21,910.08円と過去最大の暴落を起こした。その後、年末まで反転できず、年末安値までの下落率は-18%。
マニックマンデー
1997年10月27日月曜日、NYSEでの取引が2度にわたって停止し、NYダウは-554ポイント(-7.2%)の暴落を記録。
翌日の日経平均株価は、前日終値17039から、16218まで下落。下落幅は、-821円(-4.8%)。kingsarmonj
2006/12/15以下の観点から、崩壊時のチャートを、サイクルに照らし合わせて予想してみた。
●バブルは長く続いたものほど、その後の崩壊は壮大である。
● しかし、人類は、『長期的』な上昇トレンドであるほど、未来に対して強気になりやすい。
●バブル崩壊後の下がり方は、思っているよりも下がり、思っていた底値を割れる。
●-50%以上下がる傾向がある。
●そのバブルがはじまった起点に戻る性質がある。
●長期的な株価グラフは対数的に見る必要がある。
●人工的な動きにより調整が甘い場合には、翌年以降もさらに大きな下落率で下落する。
●株価は将来を先取りする傾向がある。
人類は、トレンドが『長期的』であるほど、未来に対して、強気になりやすい。
しかし、バブルは、『長期的』であるほど、崩壊後の下げが、凄まじい。
トレンドも長期的だが、サイクルも長期的だ。
マヤのロングカウントには、5125年サイクルがあり、その終わりの日は、2012年12月。
これは、大サイクルの終わりとなると同時に、始まりになるべきだろう。
であるならば、その兆候が必ず、現れるはずである。
最初の兆候が、2000年~2002年。
そして、おそらく、2007年。
実は、100年前の1907年にも暴落が起きている。
これが兆候なのか、本当のはじまりになるのかは不明だが、単なる兆候になるにしても、急激な下落になるだろう。
しかし、バブル崩壊の最後の半年が最も急激に伸びることを考えると、来るべき崩壊にあまり早く目を向け、手を引くのも考えものだ。
現に、現在の上がり方は、それを、予感させる。
虎の背に乗る大衆が多ければ多いほど、崩壊後の売り圧力は凄まじいというものだ。
そして、2010年おそらく努力のピークを迎えるが、株価が将来を先取りするならば、これはB波になりやすい。
その後、2012年12月に向けて、劇的な下落率で暴落するだろう。
米国2006年度の財政赤字は過去最高となった。
しかし、減税恒久化、年金改革の影響が大きくなる2012年度以降の長期見通しは示されていない。kingsarmonj
2006/12/13
人類は、トレンドを直線的、波動的に当てはめて未来を予想する傾向が強い。
しかし、現実世界は、周期的かつ、曲線的である。
『長期的』に上昇しているときほど、未来に対して強気なりやすい。
また、株式投資の季節パターンを忘れて、楽観的、悲観的になりやすい。
2月、9月、10月は現実を弱気に過小評価し、12月、1月、4月は、現実を強気に過大評価することになる。
だから、人類は、現実やリスクを大きく見誤ることになるのだ。
そして、動きに勢いがあり、加速しているときほど、過大な予想、努力目標が増幅する。
やがて、景気が減速すると、過大評価された株価に、過度の調整が起こる。
そして、後退が加速し、そのタイミングで重大なサイクルが重なると大暴落に至るのだ。
暴落の規模は、潜在的ギャップが長い間続き、それが深刻なものほど、また重要なサイクルであるほど、壮大である。
2006年12月~2007年4月までの買いが大きければ大きいほど、暴落時の売り方勢力が高まる。
-50%以上と想定している。kingsarmonj
生産性は、供給の源であり、賃金は需給の源である。
グローバル・バブル社会では、生産性は大きく向上しているが、賃金の上昇ペースが遅すぎる。
このようなシステムは、いずれバランスを失い、崩壊する運命にある。
膨張するグローバル・バブルは、現在どれほどの潜在的ギャップを抱えているのだろう。
歴史を遡れば、社会は、時には、武士によって、時には文人あるいは僧侶によって、時には、金持ちよって支配れてきている。
時の権力は、軍隊、知性、お金で成り立ってきていると、言い換えることもできる。
武士、文人、金持ち、軍人の時代、官僚の時代、富豪の時代、これが何世紀と渡って延々と繰り返し、不満とともに革命が起き、時代、時代で入れ替わってきた。
延々とこの繰り返しである。
20世紀にも、世界中で起こり、TVのニュースで眺めてきたことである。
グローバル・バブル崩壊後、いったい、どのような時代が訪れるのだろうか。kingsarmonj
経済成長5~8%のインドは、2001年安値に対する5.4倍を、わずか5年で達成し、昨日、今日(12月12日)と2日連続で、暴落した。5日前の14000の値段は、本日現在では12800にまで下落した。2006/12/12
今日は、-591ポイントの暴落である。
かつて、日本は、戦後の廃墟から立ち上がり、1950年から1973年にかけて、年平均10%という経済成長を達成した。ゼロから、わずか25年(1/4世紀)で、経済大国にのし上がった。
このような成長は、世界史上類を見ない。日本国民の、実質賃金は、23年間で、+307%増加し、GDP増加分の7割を占めている。
その経済成長盛んな日本でも、株価が安値から、5.3倍になるまでに、8年かかった。
そして、生活水準に似合わないバブルが起こり、株価が地球史上最高記録の、安値から456倍バブル高値をつけるまでに、39年かかっている。
おそらく、グローバ・バブルが、これを記録したときには、日本同様、壊滅的な状況に至るだろう。
NYダウにして、18696ポイント相当。
これをつける前に、-50%以上、6000ポイントまでの暴落があるとみている。kingsarmonj
グローバル・バブル暴落のプロセスとしては、アメリカの暴落が最後になる。2006/12/11
アメリカが、グローバル・バブルの城であり、これを中心として、外堀の国から、暴落し、波及していく。
ソ連、ローマ帝国の崩壊と同じプロセスである。
ソ連崩壊のときは、ベルリンの壁崩壊後、東ドイツ、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、チェコ、ユーゴスラビアの順、そして、ウクライナ、アルメニア、アルゼバイジャンときて、一番最後にソ連の中枢、ロシアが倒れた。
今回の場合、グローバル・バブルの最初の犠牲者が、安値から5倍以上の上昇を達成し下落に転じたインドではないかと睨んでいる。
成長期の日本の過去例をサンプルにしてもそういうことだ。
10年前、末尾”7”の年、1997年10月の危機では、アジア諸国が総崩れとなり、10月最終週で多くの国が影響を受けた。
最後のアメリカへの影響は、10月27日NYマニックマンデー。
取引が2度停止し、ダウは-554ポイント暴落した。kingsarmonj
2007年大暴落は、いつ起きるか?
例としては、ブラックマンデー20週年の10月が候補に挙げられる。
日銀も株式放出を10月~に設定し、このイベントに参加する。
このとき、日銀は売り方につく。
私も、来年から、悲観の鮭を貫く予定だ。
グローバル・バブルの芽をつむために容赦なく売っていく。
株式市場は常に売り方と買い方の戦場である。
楽天主義者が勝つと、株は上がり、悲観主義者が勝つと株は下がる。
2003年から売り方は敗北を喫しているが、2006年は、その流れに変調が起きた。
そして、2007年、買い方は敗北する。
大暴落は、10月のようなわかりやすい日ではなく、楽天主義者が、バケーションに出かけて、浮れているときに起きる可能性がある。
そして、取引の少ない日、株価の変動が誇張される日かもしれない。
あるいは、華僑が、家を離れる期間、旧正月すなわち、2月に起きるかもしれないし、日本の投資家がのんびり過ごす、1月、正月早々に起きるかもしれない。
本当の大暴落は、自然界のサイクルによって、自然に、予期せぬタイミングで、引き起こされる。kingsarmonj
1982年から始まった、グローバル・バブルは、今世紀に入って、多少減速しているが、まだ、はじけていない。2006/12/10
来年の、2007年で、25周年(1/4世紀)となり、ブラックマンデー 20th Anniv.を迎える。
2007年に株式の大暴落が起きるという見通しについては、今年の株式市場が、どのように終わろうと、変更する予定はない。
私は、いまだかつて、25年以上続いたバブルを知らない。
ドイツと日本からの余剰貨幣により生じた、全世界バブル。
世界中の投機家によって、膨らんだグローバル・バブル。
この、しっぺ返しは、壮大かつ深刻なものになる。
最初の犠牲者はインド。そして、ヨーロッパ、アメリカと続く。
アメリカに依存した、アジア諸国も、大きな影響を受けるだろう。
しかし、それは、自然の法則であり、人工的に先延ばしすればするほど、それに続いて起きる苦痛は、その分だけ深刻になる。
2007年の暴落では、局地的に再起不能になる国もでるが、アメリカはすぐに回復するだろう。
日本には圧力がかかり、再び、日銀法は改正され、政府主導で、金融緩和策が施されるかもしれない。
しかし、実はこれが仇になる。
グローバル・バブルは、いっそう勢いを増し、膨張し、2010年(1929+ギャン9×9)、一気に、はじけることになる。
そのときの、暴落チャートは、2006年のマーザーズ指数が参考にされるだろう。
ダウは、1929年同様、現在のバブル水準を割れ、並行ラインの下限、6000ドル近辺まで、50%以上下落する。
2010年のバブルが壮大なものになるなら、2007年時点で、短期で、これを達成するかもしれない。kingsarmonj
世界的な投機バブル(以下グローバル・バブルという)は、1982年以来、続いている。
それは、まず、1975年に日本で始まった。
日本の株式市場は、1973年石油ショックによって起こった世界的暴落から脱却し、1982年から世界中の投機家が日本に加わった。
世界の株式市場は、1987年10月に暴落したが、その後、すぐに回復した。
グローバル・バブルは、1990年に、日本のバブルが崩壊すると、一時中断した。しかし、これは、結局、局地的なことであることがわかり、世界中で株価が上昇を続けた。
1994年ペソ危機により、新興市場が暴落した。しかし、ダウやヨーロッパ株はほとんど、それを無視した。
1997年にアジア、ラテンアメリカで株式が暴落した。しかし、NYでは、ほとんど影響がなかった。
2000年にITバブル崩壊、2001年アメリカ同時多発テロによる暴落。2002年初めに持ち直したが、さらに、大きな下落率で暴落した。
しかし、まだ、グローバル・バブルは、はじけていない。
2003年以降、2006年までの3年間で、日経平均は7600円から1万円跳ね上がり、銀行株は、+1666%上昇した。
マザーズは2003年算出来安値から、3年間で2度のバブルを演じ、2006年ダブルトップ形成後、わずか、11ヶ月で算出来安値を割った。
インド株の上昇。FTSEの上昇。NYダウの史上最高値更新。
多少減速したが、1982年以来、アメリカ、ヨ-ロッパで解き放たれたグローバル・バブルは、2007年に、1/4世紀(25年)目を迎えようとしている。
過去、例外なく、すべてのバブルは、はじけてきたことを、情報化社会の今日でも、投資家達は知らないのだろうか?
ひとたび虎の背中に乗ったら、傷つき、あるいは、それ以上の損害を被ることなく、そこから降りることは不可能だということを知らない。
歴史上バブルは繰り返し発生しているので、人間の本質やシステムの中に、不可避的に生み出してしまう何かがあるに違いない。
バブルの破裂に伴う、苦痛がなければ、その根底にある原因を無視しても良いだろう。しかし、バブルがはじけると、その後には、破算、欠損家族、失業、飢餓などの延々たる後遺症が残る。
そうなると、投資家だけでなく、国家を含む社会全体がそれに苦しむことになるのだ。
現在進行中のグローバル・バブルも例外ではない。
多くが、ファンダメンタルズの健全性を唱え、PERの妥当性を主張するだろう。
しかしながら、それは、偽りではないが、誤解を与える情報である。
1929年の例を思い出す人は、今では、誰1人いないだろう。インフレ率はゼロ、債券利回りは4%、失業率は3%。ファンダメンタルズは良好だった。
しかし、株価は大暴落し、世界恐慌が始まった。
大暴落の結果、ファンダメンタルズがバブルだったことに気づくのである。kingsarmonj
生産性は供給の源であり、賃金は需要の源である。
賃金の伸びが生産性より遅すぎると、バランスが保たれず、そのシステムは、遅かれ早かれ崩壊する運命にある。日本では、生産性(供給)の増加分を輸出し、それによってバランスを保ってきた。しかし需給と供給のギャップが増大したり、潜在的ギャップが、隠されているような場合には、まず、株式市場が急上昇し、そして、暴落する。
ギャップが長期間かつ深刻なものであればあるほど、しっぺ返しとして、それに続いて起きる苦痛は、その分だけ深刻になる。
暴落は、1929年アメリカで、1990年に日本で起こった。
1997年には、日本、東南アジア、ラテンアメリカで起こっている。
2006年12月8日、内閣府のまとめた、日本経済2006-2007によれば、2006年後半以降、消費の伸びが鈍くなっているのは、雇用者所得の伸びが鈍化していることが要因としてあるとしている。そして、景気の先行き下ぶれリスク要因として、
●海外経済が予想されている以上の速度で減速すること
●原油価格の上昇
●賃金の伸びの鈍化
を挙げている。
2002年初めから始まった今回の景気回復は、2006年11月に57ヶ月を超え、戦後最長「いざなぎ景気」の景気回復期間(1965 年10月~70 年7月:景気拡張期間57 ヵ月)を上回る回復期間となった。
11月景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DIが48.9となり10月の50.8から低下した。kingsarmonj
ここに、1929年株式大暴落から、現在に及ぶ、NYダウの対数グラフがある。
相場には、ギャン9×9=81年サイクルがあり、1929年を起点にするとちょうど、2010年になる。
末尾”7”で終わる年は弱気の年とされ、1929年株式大暴落から立ち直った最初の明確な下げとなる1937年から始まり、1977年の下落、1987年ブラックマンデー、1997年アジア通貨危機と、世界市場の暴落、経済危機が発生している。
そして、1977年から360ヶ月後が、2007年。
360とは、円周の周期、360度。1回転を意味する。
世界経済の、予想外の下ブレを予感させる。太陽黒点数も、ダメ押し、下ヒゲをつける可能性がある。
暴落の性質として、株価指数は起点に戻る性質があり、1929年の大暴落では、ダウは3年で80%以上下落した。日経は、1990~1993年で、60%下落した。
したがって、2007年に、世界市場が、どのような下げ方をするか、参考になる。もし、50%以内の下落しかしない場合には、その年と同じ季節パターンで2008年も暴落が続くだろう。
私の見通しに誤りがあり、数年ズレていたとしよう。しかし、景気は必ず終わる。それには疑いの余地はない。もし、2007年、そうならないのであれば、米国をはじめとする、国々の政治事情などの思惑によって、人工的に延命されているにすぎない。このような、自然の法則を人間が無理に押さえ込もうとすればするほど、そのしっぺ返しは大きいはずだ。kingsarmonj
日本の景気がおかしい。2006年12月8日株価指数ビッグSQ算出日。14時発表10月機械受注の、市場予想(+6.3%前後)を下回る数値(+2.8%)が確認されると、株価指数先物に失望売りが殺到し値を崩した。これで、4ヵ月連続。
一方的な売り6000枚で一気に下がり、わずか1分間に130円下落。その後、冷静さを装う気配の交錯で1分足は40円幅の下ヒゲをつける。その後の戻りは弱く、引け値は衝撃的1分足の下ヒゲに及んだ。
『衝撃的1分足!』 ~ 2007年大暴落への指紋。
日本の景気が危ない。世界経済が危ない。
この衝撃の1分足が、2007年株式大暴落に繋がると、誰が予想するだろうか?kingsarmonj
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